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灯台の施設再建を 2009年2月7日


●灯台の施設再建を 2009年2月7日

 1890年9月16日、深夜の樫野崎灯台。外は台風のため大荒れ。もしかすると、灯台守は大きな衝撃音を外で聞いたかもしれません。エルトゥールル号(エ号)は岩礁に衝突し、650人以上の犠牲者が出ました。生存者はたった69人。
 夜中の12時前、強風が吹き荒れる中、灯台守は玄関をノックする音を聞きました。ドアを開けると、血だらけの大きな男たちが立っていました。彼らは最初の生存者だったのです。
 今日、私は初めて灯台守がいた建物に入りました。壊れかけていたが、その雰囲気に歴史を感じた。生存者たちはここまでくるのがやっとだったでしょう。灯台守が必死に助けようとする姿が目に浮かびました。
 数分で決断しました。壊れかけているこの建物を再建する方法を考えようと。この地にエ号を伝える展示ホールを設けなければいけないと感じました。エ号の乗組員たちの追悼のためにも、生存者を助けるために尽くした串本の村民のためにも。お約束します。(原文は英語)